2008年 夏の陣

注意:
レビューです。
なるべくネタバレはしない程度での、作品の紹介と評論・感想を述べたいと思います。
当然、筆者の独断と偏見による処は大いにあります。
鵜呑みにせず、あくまでこれも一つの意見だと寛大に受け止めて下さい。

ジャンルを表記するのは曖昧なので、
さらに曖昧にするために「タイプ」と表記させて頂きます。
短編、中編、長編などの分類は非常に曖昧です。

バグに関してはほとんど触れないことにします。
そこは指摘する部分であり、批判するべき部分ではないとの考えです。
作品をプレイする前には、修正パッチなどが出ていないか確認することをオススメします。

それでは、駄文ではありますが始めたいと思います。

慣例の丸コピーです。





【No.01 なんでも5
製作者:ヴーティーン◆QB1/Q/yoi2 氏
タイプ:短編 おまけ長編 デフォ戦


おーっと、オーソドックスなデフォ戦か。
【超絶】IKEMENなアレックスでガンガンいこうぜ!
→ガンガンいきすぎてゲームオーバー/^o^\

しまったセーブくらいしておけばよかった・・・まぁいいや、まだ2,3分しか進んでなかったし。
ニューゲーム、と。

おや・・・?

どうやらこの作品、
オープニングでランダムに展開が変わるようです。

とりあえず、奴の声KIMEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE

一つは本当にオーソドックスな物。
ぶっとびあり、デフォ戦あり。
ぶっとぶ雑魚に紛れてデフォ戦に入るアイデアは新鮮だった。
それを面倒と思うか、並み居る雑魚を倒しているという臨場感を得るか、
そこは人の好き好きだろう。

二つ目は、上記の物と途中まで同じ。
いきなり展開が変わってびっくりしたがw
ここでようやくランダムだということに気付いた。
ランダム物でよく思うことだが、、これストレートに1番目をクリアしてた場合、
他の分岐があるってこと気付かないまま終わっちまうよねぇ('A`)カナシス


三つ目は・・・うーん。
言いたいことはよく分かる。例え理想論だとしても。

ただ、例の話を兼ね合いに出したのは賛否両論かなぁ。
世の中の出来事に無関心になりがちな俺でも、さすがに胸を痛めた事件だっただけに、
その描写を見せられたのはちょっと苦しかったかも。

さて、実は三つ目からおまけ作品ができるので実は4分岐。
ショウが出てきて厨がうんたらのあたりで一休みして、次の作品に行きたいと思います。

※感想板の作者さん曰く、OPからランダムで5分岐だそうで。
 てきとーなこと言ってサーセンwwwwww







【No.04 絆と剣
製作者:六道輪廻 氏
タイプ:短編 デフォ戦 変態


う、うーん・・・

不謹慎を通り越して、なんというか。
順番にやると、No01の後なのでさらに('A`) (8/16現在)
ロリ・残虐・スカトロネタ多し。
これからやる人は、かなり変態ゲーなので覚悟して臨むべし。







【No.05 エターナルの海
製作者:ぬこたん 氏
タイプ:短編 ksg集 見るゲ 特殊実行ファイル


ま た お 前 か !

祭りらしい気合の入ったOPはお見事!

上から順番にプレイしてみた。
しょっぱなのRINGから華麗に吹かせてもらったw

あー、こりゃテンポがよくていいなー。
と思った矢先の二話以降から急に少々gdgdかも。
所々に吹き所はあったけどもw

ブーム君は安定しておもしれーなぁやっぱw
オチがまさかのアレとは((((((;゚ω゚))))))

作者の部屋への行き方はもっと分かりやすくていいと思う。
正直読めなかった。ピクチャーファイルおいしいです。

実行ファイルは付属のものでやるのが吉。

これはいいksg集。やっぱ祭りはこうでないとな!







【No.06 ナイ城再建物語
製作者:knt 氏
タイプ:短編 見るゲ ほのぼの


うーん、ナイ軍の平和な話はいいねぇ〜

演出も丁寧に作られていて、見てて飽きない。
そして小ネタも豊富で、くすっと笑えることの多いこと多いことw

各話を選択して見れるので、
休み休み進めたり、話を見直したりも容易で、非常に丁寧な設計。
ちょっとしたミニゲームやおまけもあり。

本当は一話ごとの感想も書こうと思った。
どのチャプターもそれぞれに良さがあり、それぞれに細かく感想を書きたかった。
けどまぁ、各々の感じたままに楽しめればいいかなと思って省略。
・・・実はさくさく進みすぎて全部見終わってたw

色々と殺伐とした世の中だけど、優しい気持ちになれるのって本当に貴重なことだと思う。
悲しい話から優しくなれることもあるけれど、
こういう平和な話から優しくなれることもある。
その気持ちこそが幸せってことなのかもしれないなぁ。

あー、やっぱナイ軍好きだー!
なすーん子好きだー!(本音)






【No.08 うんこ
製作者:ペテン師 氏
タイプ:話は短編 クリアは長編 歩数ゲー


おなじみの「雪道」ゲー。
オープニング開始早々、おや?ダイバーダウン(2007のGW)と同じ作者かな?
と思ったがすぐ違うことに気付く。

インターフェイスはすっきりしてて評価できるのだが、いかんせん中身に難あり。

魔法など、恐らく製作の上で難しそうな部分を省略した殴り合いのみ。
それは別にかまわない。
できることの幅が減っただけで、基本の計算バトルと運要素が肝心なのだから。

ただしこれは運要素以前の問題が多い気がする。
例え運がよくても2,3ステージでどうしても詰んでしまう・・・
一応、雪道もダイバーダウンもアナザークリア(ボスから逃げずにストレートでクリア)
はしてるので、
俺が特別ヘタレなわけじゃない・・・と信じたい!w
正直な話、テストプレイでちゃんとクリアできたのかが気になる(;´Д`)
もしかしたら、ボスから逃げて周回稼ぐことが前提のバランスなのかも。

あと、音楽までダイバーダウンと全く同じにしたのはなんでなんだろ?
せめてその辺りにオリジナリティ(オリ曲じゃなくて、選曲って意味ねw)は欲しかったかも。







【No.09 もしもロワイアル(第二章)
製作者:おにいやんのおにんにん 氏
タイプ:長編 見るゲ バトロワ 残虐描写


ktkr
何から話すべきか。

まずこの作品は2008GWの続編だが、もちろん最初から見ることも可能。
マップ上での演出はほぼ無く、台詞ウィンドウのみでストーリーは展開されます。
タイトル通りのバトロワを元ネタとしてるので、もうバンバン人死にます、人外も死にます。

数十人に渡るキャラ一人一人を複雑に絡ませながらも、
しっかりまとめていく構成力が素晴らしい。

No.06との、正に対極にある話じゃないだろうか。
前述した「悲しみ」から優しさを得る作品。
ただし、大前提としてこれだけは言っておかなければならない、それは
「創作であること」
現実で起こっては絶対にいけないんです。
人が憎しみ合い、疑い、錯乱し、勘違いし、殺し、死に、誰かが悲しむなんてことは。
後悔はゲームの中だけでいい。そこから人は学んでいけばいい。

ただの殺戮風景だけではダメ。
何を思い、何を悔やみ、何に葛藤するのか。
心をちゃんと感じ取ってこそ、人は優しくなれるんだと思う。

理想論を言っているのは分かってる。現実にはやはり悲しい事件に心痛めることになってる。
それでも、少しでも多くの人達が間違った道を歩まないで済むよう願ってます。

さて、残虐描写についてはそれほどまでにきつくありません。
俺も割りと苦手ではあるけど、こっちまで体がズキズキしてくる程のものでは無し。
とは言え、バンバン死ぬわけだから耐性の無い人にはやっぱりきびしいかもw
そゆ人は素直にスルーするのもありかと。
好きなキャラが無残にも死んでいくのは心情としても辛いしね('A`)

システムについて。
GWの続きから選択できるのはいいけれど、あまりに間隔が空いてるため、
これまでのあらすじがあると良かったかも。俺もはっきり覚えていないことだらけだった・・・w
ある程度の区切りごとに、キャラごとの状況が分かるのはありがたい。
もうちょっと詳細でも良かったかなー。誰と行動してるのかとか、何を考えているのかとか。

あとはまぁ、さすがにこれだけの死にパターンを作るんだからしょうがないと言えばそうだが、
ご都合というか、少々強引な場面が多いのは否めない。

その辺差し引いても、夢中になって最後まで一気にやってしまったw

なにぃ!最後は!うおおおおおおおおおおおおおおおお!
次回期待してるからな!







【No.10 俺が一番ヘヴン状態
製作者:おぼろ 氏
タイプ:短編 見るゲ カオス


まさか

SS通りのものがくるとは

ひっでぇwwww

カオスすぎてひでぇw
技術の無駄遣いがひでぇw
もう何からなにまでひでぇw

個人的にはhydeの声や星矢ネタがツボに(*´ω`)

そして、随所に散りばめられた台詞回しが相変わらず秀逸だ。

もう、特に言うこともありませんよね。
いつも通りの良クオリティを、さくっと楽しむべし。
初めての方には、氏の過去作品もプレイしとくことをお勧めします。







【No.11 EL ICEV
製作者:flack 氏
タイプ:短編 見るゲ


またエターなったのか!

でも思うに、
ぶっちゃけこれでよくね?w

よく動くし、演出もなかなか上手いし。
祭り作品としては十分な出来かと。

問題は元を知ってることが前提のネタが多いことだろうか。
いや、知らなくとも半分は楽しめると思うが。

とりあえず作者が銃オタということはよーく分かった!






【No.12 もしもハー妹が働くとしたら
製作者:次世代エターナラー 氏
タイプ:短編 デフォ戦 ポニテ


途中まで楽しい見るゲだったけど、実はlv上げ前提のデフォ戦でした。

ポニテのキャラって結構いるもんだなぁ。
俺も好きだぜ!外出る時はその方が楽だし!

設定設定は好きだったな〜。
それぞれのエピソードとか、大好物だいいぞもっとやれ^p^

そこで気になったのがバランスかな。
戦闘バランスはそこそこのlvがあれば、難易度高めのマゾ仕様だったからいいと思う。
ただ、そこをメインに持ってくるならば、前振りはもっと省いてもよかったかも。
もしくは戦闘を工夫して面白くするか。
逆に見るゲ部分がメインならば難易度ぬるめ、もしくはデフォ戦自体省いていいと思う。
短編作品なら、どちらかに的を絞った方が印象に残るし、クオリティもあがるんじゃないかな。
そゆ意味でのバランス。
もちろん、両立できるならそれも選択肢の内ではある。(最善とは言わないが)

雰囲気作り・設定設定もよかったし、整合性の持たせ方もよかった。
話の構成力は高いと思うので、今後の作品にも期待。

平和っていいね〜、あの店を除いてw
つか結局あれって一日だけじゃね('A`)







【No.14 EIGHT
製作者:脳内審議会 氏
タイプ:中編 デフォ戦 レトロ


ペロッ、これは二万四千年!

レトロなグラフィックと、荒廃した世界。
静かで物悲しげな雰囲気がとても心地よかった。

クロちゃんわからないよ・・・くやしい!

戦闘も非常に凝っていて、「面白いデフォ戦」のお手本のよう。
難易度もシビア。むしろマゾい、きつい。
まじで「デフォ戦がトラウマに」なりそうなくらいw

ついにきんだんの こうりゃくぼん にてをだしたぞ^p^

それでもおまけ以降がきつかったw

しっかし、この手の話になるとどうしてもメカゴはこういう役回りになるよね・・・
その姿を見るだけでなんか泣けてくる 。・゜・(ノД`)・゜・。
あと、その登場の演出がすごく良かった。めっちゃ迫ってきたw

テンポもよくバランスもしっかりしてて、安心して楽しめる一作。







【No.15 もしも天界に挑んだら
製作者: 氏
タイプ:短編 見るゲ もしも


これはいいオーソドックスなもしも。

天界までぶっとばしに行くとか、なかなか新鮮なストーリーだったw
舞台が舞台なだけに、強さのインフレが見られるかと思ったが期待通り。
けどやっぱり、もしもなのでぶっとばしで解決ですよねーw

なんか乗っけからアレックスと王様のテンションおかしいしw
リリアの役どころがプレイヤーサイドなのもGood
押しすぎず引きすぎずなバランスで非常に見やすかった。

RPG作品も多い中、基本の構えを取ることができ、
狙い通り合間の箸休めにピッタリの作品でした。

・・・と思ったのに。

何このED((((;゚ω゚))))

 なんつかすげー、ある意味でそこらのホラーより怖かったぞ!
 こんなにもよく展開考えたなぁw

 それぞれが、それだけで一本作品が作れそうな勢いだ。

看板>>こちら側からでは読めない!とかやるのってry

あるあるあるwww
工夫してます感や、妙なところにリアリティを出そうとしてるんだとは思うけど。







【No.17 Summer's two RUNE
製作者:ひつじぐも 氏
タイプ:短編 見るゲ カオス 講座


出やがったなー!
カオスな作品を期待してたぜ!

内容は、微カオスな見るゲと、文章表現講座の二本立てだ。
まともな・・・見るゲだと・・・!
やー、相変わらずのカオス空間も織り込まれてたけどねw

ネタに目が行きがちだが、
よくよく見るとマップ内の作りが非常に細かい。
よくこれだけ色々と練られるものだ。

氏の作品と言えば、未だに「がばいフレイム」の衝撃が忘れられないぜ(2007夏の陣)






【No.18 ジャンヌさんと女兵士ちゃんの夏休み
製作者:log◆B/3uoJfB4Y 氏
タイプ:短編 デフォ戦


トリップ見てから特定余裕でした。

ふんふんふん、
つまりはエターなったんだな?w

相も変わらず嫁様のエロ組み込みやがって('A`)

ジャンヌはAIだし、女兵士は殴るだけだし、つかデフォ戦入れる必要無かったんじゃw






【No.19 もしも娘様軍幻想郷 完結編
製作者:ちんちん 氏
タイプ:中編 デフォ戦


ゲーフィ!ゲーフィじゃないか!

ふいー、やっとクリア。

冒頭の、これまでのあらすじを見て違和感。
確か前作やったようなやってないような・・・記憶が定かでない。

で、急遽前作を開いてみたら、やっぱり途中で止まってた\(^o^)/

つーわけで、紅白での前作と今作を立て続けにプレイ。
やってない人はもちろん前作からがオススメ。

にしても酷かった。
(前作の)序盤は序盤でストレートにカオスだったが、
終盤につれて、また違う側面でのカオスっぷりが。
おそらく意図的な、プレイヤー置いてけぼりの展開や台詞の応酬。
結局どうなるんだろう。
完結編と銘打ってはいるが、続編が作られてもおかしくないような雰囲気。

あの娘様軍なのに、だんだんカッコよく見えてくるから不思議><

戦闘バランスはあるような無いような。
こっちの攻撃はほぼカンストダメージの連続だが、いかんせん敵が固い固い。
(その辺りはストーリー内で少し絡んでくるが)
アイテム積んで、ドーピングして、ひたすら攻撃で大抵はいける難易度。
だが、ボス戦などはある程度考えて行動しないとフルボッコ。

まぁ結局アイテム所持数があるから、作業で済むんだけどw
それがだるいって人向けに、即死措置の配慮もあり。

個人的には、やっぱりこの娘様のグラのが落ち着くな〜(*´∀`)
やっぱ表情豊かにそろってるから、見てても伝わりやすい。
前回の固定表情も、あれはあれでカオス感があって良かったがw

最後に。
鳥人間やっぱKOEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!







【No.21 はーなすちゃんおつかいにいく
製作者: 氏
タイプ:短編 デフォ戦


プレイとコメントエターなった。

という訳にもいかないので、とりあえず一周。

行動により仲間が変わる、2週目特典、隠し要素etc
と、なかなかがんばって作りこんだようだけど、いかんせん箸が進まない。

・デフォ戦
それ自体もそうだけど、エンカウントがやけに高く感じたのも原因かと。
あちこち歩き回ることに醍醐味がある作品なだけに、
その辺のバランス(戦闘バランス含む)に工夫が欲しかった。

・なぜプレシャスに乗っかったのか
前作(厨ニ祭り)へのレビューでは高評価をつけただけに残念。
自分の道を歩んで欲しかった。

そいや、全然関係ない話になるけど。
それまで生きてきた中で、全く耳にしなかった言葉なのに、
去年の夏以降、頻繁に「メアリースー」って言葉を使いたがる人が増えたよね。
今作でも安価で使われてるしね・・・w それ報

シナリオと、全体的な配慮にもう少し注意すればもっともっといい作品になると思う。
アイデアというか、ゲームメイクする上でのセンスはあると感じるので、次に期待。
がんばれ、超がんばれ。

ゲーム中に作者が出てきたりするのは別にいいや。
どっちかってーと俺は好きなタイプだから、作者部屋とかそういうのw







【No.22 お隣の島
製作者:早瀬憂季 氏
タイプ:短編 見るゲ 連打 グロ


俺はうどんより蕎麦派です。

腕がああああああああああああああああああああああ
なんという連打鬼畜ゲー。
本編はもう、色んな意味でぶっとんでて面白かったw

なんか途中までは、不謹慎ゲーになるのかな?
と思ったけど、そんなこともなかったので一安心。

で、安心したのも束の間・・・
基本、何やってもいいとは思うけどグロ画像だけはお願いやめてね('A`)
死骸とかGのドアップ写真とか、ファイル名通りまじで夢に出そう・・・
そゆの苦手な人は、EDロールのあとのおまけは避けた方がいいっす。

途中まではいい作品だったんだけどなぁ('A`)







【No.24 平行四変形の檻
製作者:テンプレ ◆FPZlUAfWEw 氏
タイプ:短編 パズル


わーいテンプレだ。

GWではXPに手を出しちゃったものだから、今回はどうなることかと。
倉庫番をアレンジしたパズルゲームだよ!もちろん2000製だからスイスイ動くよ!

以前、超難度の倉庫番もあったけど、それとはまた違った難しさ。
避けゲーになりがちではあるけど面白かった。
ちょっと鳥人間みたいで怖かったのは内緒。(極度のびびり)
けど警戒な音楽のおかげでホラーには全然感じなかった。やっぱBGMって大切ねw

相変わらずの閉鎖的な空間は、ある種のシュールレエルも感じる。
こう何ていうか、
今も現実の裏側に、あるいはこっちが裏でそっちが表側に介在してるんじゃないか。
(上でも下でも、左右、あっちこっち、なんだっていい)
そんな変な錯覚すら起こしてしまう。

まぁ得てしてゲームの世界においてはその類の感覚に陥りやすいのだが。
こと、もしもやツクスレにおいてはそう感じることが多い。

閑話休題。
難易度も設定できるのはありがたい。
EXステージへの到達条件も、
一番高い難易度意外でも達成できるあたりはよく配慮されている。

アレンジとは言え、オリジナリティあるシステムって素敵。
完成度も高いし、正に祭りである意義のある逸品。







【No.27 無限のボランティア スーパーマイケル大戦TNパーマ
製作者:たぬき ◆AiM/lp.KLE 氏
タイプ:短編 デフォ戦 ksg


これはひどい!

と、プレイ前にはそう言おうと思っていたのだが。
別の意味でこれはひどいwww

ほんっと、良作とksgの落差が激しい。

初心者が作りそうなギャグゲーの要素をこれでもかとよく再現している。
所々にある小ネタがいちいち「ありがちwww」と、ツボを突くw
無論それだけでなく、ストレートに笑える部分も多かった。

結局、道中手に入るあれって意味無しアイテム?w
あのキャラは一体なんだったんだwww

あーまだ物足りない。
やっぱあのハイテンションksgが見たいなー。
そういやあと4、5ヶ月もすれば紅白かぁ〜^p^

あとは分かるな。

けどまぁ、ローテからいくと紅白は真面目な作品かな・・・w







【No.28 CLEAS(綴りワカンネ)
製作者:Maki 氏
タイプ:短編 見るゲ 脱出ゲー


イイハナシダナー( ;∀;)

ゲーム序盤、何だろうこれと思ったら実話なのねw
もう見てるこっちも泣けてきた。
でも、ゲーム公開前から言い訳とか弁解はいらないんだよグリーンダヨ
つか結果オーライ、どんな作品作ってたのかは知らないけど。
この作品が出来上がったことのがいいんじゃない?イインダヨGRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY

さて内容は、前半がカオスを交えた見るゲ。
ツッコミ所もあるが、テンポもよく見やすい話だった。

後半は脱出ゲーム風。短いながらもしんみり来たなぁ。

脱出ゲーは作るの難しいよねぇ。
俺も今、構想を練ってるんだけどなかなかこれが。

ギミックを考えるのとかもまずそうなんだけど、
ゲームの特性上リアリティがほぼ失われてしまう。
そこにどう整合性を持たせるかも悩みの種なんじゃないだろうか、作る側としては。
いっそこの手のジャンルにおいては、
そういった物を一切取っ払ってしまってもいいのかもしれない。
プレイヤー側としてはそこまで気にしないし。

まぁその辺はさておき、話は非常に良かった。
記憶の解放なんかもマッチしてて、ストーリーを円滑に進めることに成功してた。
ただ、ウェイトを多用しすぎるのはどうなるか分かってるな?
倍速おいしいです(^ω^)

No.17の中でもあったけど、くじけずに意地でも参加するという心意気や良し!
PCが物故割れたのが実話だとしても、この短期間でよくこんだけの物が作れたと思う。
立派な祭りゲーです。







【No.30 もしも勇者が二人いたら 〜魔王の災難〜
製作者:あくせら 氏
タイプ:短編 デフォ戦 もしも


なんか初々しかった。キャラの台詞やテンパり方とかがw

アレックスとザック、選んだ主人公の視点でゲームを進める。
二人の行動に所々シンクロニティを感じるね!不思議!
こういうの好きだよ。「あぁ、ここはあっちサイドに関係してるのか」みたいなね。
そこをより複雑に絡め合わせると、もっと面白くなるんじゃないかな。

例えば、

A:扉があるが開かない→レバーがある、引いてみよう→何も起こらん\(^o^)/

Z:扉があるが他に何もない→突然開いた!(Aのレバー)→
  扉があるが開かない→レバーがある、引いてみよう→何も起こらん/^o^\

A:以下略

単純なギミックだけど、プレイヤーはこういうのでも結構wkwkすると思う。
よく、頻繁に視点変更しながら上記のような進み方をするのもあるし。
今回のように、一方のルートは最後まで視点が変わらなくても、
後々、もう一方のルートで解明するってのも面白いかもしれない。

最後にもう片方の主人公が合流するのは良かった、こういうのがワクワクするw
そこのやり取りもクスッときたしね、レイズとかw

あとはまぁ、中身覗かせてもらったけど。
みんな、何の前触れも無しに即ゲームオーバー、ってのは使いどころに注意ね('A`)
色んな作品でよく見られるけど、基本的に百害あって一利なし。

1,2回程デフォ戦はあるが、さくっと終わるので気軽にどうぞ。







【No.31 素材供養10 〜孔明の計略
製作者:泉獺 氏
タイプ:短編 見るゲ 素材供養


公国もずいぶん大きくなってきたなぁ。

もはや説明もいらないでしょう、いつものシリーズです。
いちお簡単に言えば、
所で使われる機会の少なかった素材を使用し、供養しようというシリーズ。
今回はストレートに見るゲ。

ちょっとステータスを追加しただけであんなにワクワクするのは何故だろう?w
シミュレーションゲームを見てるようで(孔明とステータスのせいだろうけどw)、
今回は非常に楽しめた。
Qちゃんのフリーダムさ加減が可愛らしいのぅw嬉しいのぅw

俺も含めてこのシリーズを楽しみにしてる人は多いだろうし、
これ以上は特に言うこともありません。

それでは、合掌(-人-)







【No.33 もしもアクションゲーだったら
製作者:ピヨピヨクン パワポケRPG?なんだっけ?くえるの? 氏
タイプ:短編 アクション


困惑の一作。
プレイヤーじゃなくて、テスターとして動作確認をするゲーム、かな?w

注意でも述べてる通り、バグに関してはしょうがないと思うけど、
全体的に明らかな説明不足。
冒頭のパラライズがわざと説明を省くようなキャラなのかは知らないが。
まずは基本的なことは説明すること、txtにでもいいから。
せっかくがんばって作られているのに、プレイしてもらえなければ意味がない。

あとはそうだなぁ。
動作に関しては、特にアクションにおいては技術を磨くしかないので置いておいて。
他の部分もユーザーライクな視点から取り組むといいかも。
基本的なことで言えばHP表示やショートカットコマンド、
チュートリアルや、前述した操作・アイテム・システムなどの説明、とかね。

ゆとりだとか、絵がぐちゃぐちゃだとか、そういう保身はいらないから。
敵の動きとかよー作られてるよ?
もっと自身を持っておもすれーゲームを作れば、黙っててもプレイヤーはついてくる。
がんばれ、超がんばれ。







【No.36 K-TYPE
製作者:ALPHA 氏
タイプ:短編 人によっては長編 パズル


これはネタバレしちゃっていいのかなぁ・・・?w
いいよね!
ていうか、こんなこと言ってる時点でバレバレだよね!

エターなりやがってえええええええええええええええええrtyふじこlp;

本当にSS詐欺だなんてーw
クソ楽しみにしてたのにw
まぁ期待が大きい作品ほど詐欺の可能性が高いのが常だし、
分かってたっちゃ分かってたんだよなぁ・・・w
ファイルのサイズからも容易に予測できたし(;´Д`)

で、代替のゲームはなんとピクロス。
大好物じゃないかー( ^ω^)
難しかったけど一気に全部クリア!
背理法ってなんだろう、よくわかんないんだけど気合でカバー。

左右対称の解についての考察は面白かった、非常に分かりやすく説明されてたし。
ただ一つ気になったのが、左右対称だった場合、
片方をチェックしたらすぐにもう片方も同じようにチェックすることになるし、
結局そこのテクニックを知らなくても変わらないような気がする。
知ってれば知ってるで、いちいち考えなくても手間が省けるのが楽になるが。
(あと、もし違う形だった場合、を仮定しなくて済むのも大きいのか)

「解の個数」や「形が全然違う」といった辺りは実に興味深かった。
へーへー、と食い入るように読み進めてしまった。
やっぱピクロスも数学なんやねぇ、証明おつかれさんどすw

あまりに自然すぎてて書き忘れてたけど、操作性が抜群にいい。
もうスイスイ動くし、解くのが難しいこと意外は一切ストレス感じない。
システムも使いやすいし、これはクオリティ高すぎw







【No.39 ツクールデイズ-Tkool Days-
製作者:やまだてつを 氏
タイプ:中編 デフォ戦


SSからどんなカオスがくるのかと。

フタを開けてみれば、
「ギャグRPG作りました!」といった感じの初々しい正統派でした。

と思いきや、所々の小ネタの中にはすげー古いネタとかもあったり。
10代が作ったのか40代が作ったのか全然わからん、そんなカオスさはあるw







【No.41 エターナルガードンクエスト
製作者:れば 氏
タイプ:中編 デフォ戦 歩数ゲー


GWの続ききたああああああああああああ

どうでもいい話から入るけど、確かGWの作品のレビューも書いた気がするんだが・・・
その痕跡がさっぱり見当たらないんだよなぁ・・・夢だったのかな。
前作にはかなり高評価をつけた。
つっても、終盤の衝撃的な、もうほんっと衝撃的な展開のせいなのが大きいがw

今作ではその中でも特に好きだったガードンが主役。

ダンジョンは歩数ゲーを採用したようだが・・・ここで問題発生。
テンポが非常に悪いのだ。
この系統のシステムはテンポが命と言っても過言ではない。いや真理だと思う。
100歩のうち、8,9割にイベント発生。しかも強制的に。
店とかってのは用事がある時に行くものなので、頻繁にキャンセルで閉じることになる。
わずか1,2秒の操作でも、それがあまりに積み重なるとどうだろうか。

基本的にはボタン一つでポンポンと進むのが望ましい。
敵とのエンカウントなどバッドイベントでは引っかかるようにして。
もちろん店に入るかなどの選択肢を文章表示させるのはアウト。理由は言うまでもあるまい。

そこら辺をピクチャーなどでシステムを工夫すると、テンポも見栄えも良くなって一石二鳥。

では内容にも少々。

続編の使命としてよく浮かび上がる問題として、インフレ具合がある。
特に前作では終盤のインフレっぷりはすさまじいものがあった。
No.15でも少し触れたが、特に天界だの魔界だのが出てくるとその傾向は顕著だ。

さてこの作品は、と・・・ガン無視w素晴らしいw
んな細けーことは気にしない!ノリでOKじゃい!
その心意気や良し。
下手に整合性を持たせようとして失敗するパターンもたまに見かける。
いっそ何も触れないことの方が、不自然でも邪魔にならないことの方が多い。
プレイヤーもそのうち気にしなくなるもんだし。
(もちろんその辺も上手に作られてれば、断然いいのではあるが)

戦闘バランスもいい。
デフォ戦だが邪魔ったらしくはない。
序盤はぬるめで、ガンガンいこうぜで突進できるが、
進むにつれてだんだん辛くなる。
MPの問題や属性など、ぬるすぎずマゾすぎずいいバランスだ。
技数の多さや、気合の入った戦闘アニメが多少冗長ではあるが、
前述のシステム面などと含め、そこはユーザーライクに集約。

つか、色々と元ネタがあったのね・・・前作の途中まで気付かずにオリジナルだと思ってた。
確かにたまに「?」な部分はあったけど、知らなくても十分伝わる作りになってた。

前作をやってない人は、是非そちらからプレイしてもらいたい。
ラストの展開は、そんじょそこらじゃ見られないほどの衝撃だから。

10 時 間 以 上 か か る け ど な !







【No.49 もしもニンニンただ一人が魔王城に残ったときの傾向と対策(仮題)
製作者:クマックマ 氏
タイプ:中編 罠ゲー


むずけえええええええええええええええええ
以前、動作確認で投下してたのはこれかー。

様々なトラップをかいくぐっていく罠ゲー。
本気で難しい、殺しにくるトラップも中には用意されている。
どれも面白いギミックとアイデアでとても素晴らしい。
さすがに数は限られてるが、多少のマンネリ化は目を瞑ろう。

最初から最後までバンバン殺されてしまうが、ゲームオーバーにはならない。
魔方陣で中間地点まで行けたり、最大HPも徐々に増えていくのであとは根性。
理不尽なストレスを感じさせないので、プレイヤーにはとても優しい。
難易度はきびしいがw

さぁニンニンでもボコりにいくか。







【No.51 東方魔恋符 〜 Marisa and Alice's Stories.
製作者:グッチ 氏
タイプ:短編 見るゲ


東方シリーズというゲームの二次創作。

元ネタを知らなくても、例えばオリジナルだと考えてみれば楽しめる、かな?
(と思ったけど、完全に置いてけぼりくらいました)

シリーズが好きな人なら。







【No.52 ドラ子かわいいよドラ子
製作者:ただの松本◆yu.uP5eCQE 氏
タイプ:短編 見るゲ


あぁドラ子は可愛いな。
妄想を固めた見るゲ。アレックスは許さない。

ミニゲームの成績次第でEDが変わるマルチ。
どれも易しめなので、調節は簡単だろう。

しかしドラ子は俺の嫁。




>>後半へ続く